台湾の台北で2019年10月末に次世代のエコシェアバイク「Gogoro」のレンタルが開始しました。
なぜ次世代のかというと、Gogoroは電気バイクだからです。
2人に1人はバイクを所有すると言われるバイク大国の台湾は、排気ガスに悩まされています。
「Gogoro」のシェアバイクサービスにより、バイク所有率の低下、クリーンな空気の実現ができると期待されています。
実は、Gogoroのシェアバイクのサービスは、日本の石垣島で2018年から始まっていました。
そのデーターをもとに、桃園市、台北市へとサービスを拡大させていきました。
登録者数が30万人超え、Go shareのココがスゴイ!
- サービス開始3ヵ月で登録者数30万人超え(経済日報)
- 町中のいたるところに約2000台のGogoroが停車されている。
- 乗車ごとに面倒な手続きがいらない。
- 日本人でも利用可能(条件有)
- スマホでエンジンが始動する
- 6分55円から使用可能
- スマホでバッテリー残量がみれる
専用のアプリをダウンロードし登録するだけで乗りたいときに利用できます。
その手軽さが、バイクを持たない台湾人に指示されています。
Go shereの料金体系
Go shereは、分単位でレンタルができます。
市内をチョロっと乗るためなので、ほとんどの台湾人は30分以内の使用です。
VIVA:最初6分15元(約55円) 以後毎分2.5元(約9円)
15分:37.5元(約137円)
30分:75元(約274円)
45分:112.5元(約405円)
60分:150元(約548円)
Gogoro2:最初6分25元(約91円) 以後毎分2.5元(約9円)
15分:47.5元(約173円)
30分:85元(約310円)
45分:122.5元(約447円)
60分:160元(約584円)
VIVAとGogoro2の違い
それではVIVAとGogoro2の違いを見て行きましょう。
- VIVA:50ccのバイク
- Gogoro2:125ccのバイク
Gogoro2はVIVAに比べてパワーは強く加速が速いです。
また坂道でもスイスイ上ってくれます。
しかし、Go Shareが乗れるのは基本的に市内のみ。
台北はほぼ平坦なのでVIVAでも問題ありません。
桃園や台北でレンタルできる車種は、Gogoro2よりVIVAのほうが圧倒的に多いです。
今は、登録するだけで初回30分の無料走行が可能です。
(*料金は取材時のもの。料金変更されるかもしれないので確認してください。)
レンタル前に必ず注意する点
1、台湾は交通マナーがよくない。
台湾は日本に比べて事故が非常に多いです。
台湾に住んで1年以上が経ちますが、町中を歩いてると1週間に1回は事故を目のあたりにします。
- 一番目に目にするのが交差点の車とバイクの事故(軽度・中度)
- 二番目に目にするのが車と車の追突事故(軽度)
台湾では日本みたいに全然運転マナーがよくありません。
一時停止という文化がなく、飲酒運転もよくあります。
運転する際は、必ず安全運転で自己責任でお願いします。
2、国際免許は利用できない。
海外で車やバイクを運転する場合、一般的には国際免許が必要です。
しかし、台湾は国際免許の対象国に該当していません。
車やバイクを運転するときは、日本の免許証に併せて、中国語翻訳文が必要です。
中国語翻訳文は、台北・高雄のにある日本台湾交流協会、もしくは日本国内のJAFで交付が可能。
日本国内の国際免許がとれる場所とは違うので注意しましょう。
Gogoroのレンタルの方法。
1、アプリをダウンロードする
「Go share」のアプリをダウンロードします。
iPhoneからだと、アップルストアの国設定を台湾にしない現れません。
*この記事の最後に計30分無料のクーポン情報も追記しました。
2、電話番号を登録する
電話番号は、台湾の番号に限ります。
3、メールアドレスを登録する
4、同意を押す
5、クレジットカード・身分証の登録
クレジットカード・身分証は後からでも登録ができます。
右上の『略過』ボタンからスキップができます。
6、審査を待つ
登録後、審査が始まります。
審査は通常2~3分以内に終わります。
7、審査追加後、即Go share使用可
Go shareはクレジットカードがないと利用できません。
Go shareの使い方
アプリを起動すると、Gogoroの停車位置を見れます。
1、乗る場所と車種を決める
使用したい場所をクリックすると、Gogoroの車種とバッテリー残量、値段、ナンバープレートが表示されます。
「預約」ボタン押すと10分間無料で予約できます。
Gogoroはスマホ上で予約できます。なので直接Gogoro停車位置に行っても、他の人に予約されている恐れがあります。
Go shareは淡い緑色なので、他のバイクがたくさん止まっててもわかります。
2、ヘルメットがシートの中に入ってる
(画像引用)
3、スマホでエンジンがつく
「開始騎乗」ボタンを押すとエンジンがつきます。
台湾のバイクは路上に面してる状況が多いです。
バイクを停車線から出すときは、車が来てないか必ず確認しましょう。
4.途中止めるときはスマホで鍵をしめる
5.合法の停車場所に止める
バイクを止めるときは、白線の枠内に停車しましょう。
6、ヘルメットをシートの中に入れる。I’m doneのボタンを押す
レンタル前に必ず注意すること『再注意』
先ほどもいいましたが、ホント重要なのでもう一度言っておきます。
台湾の交通事情はよくありません。
一週間に一回は事故を目のあたりにするほどです。
歩行者より車優先が当たり前、一旦停止?なにそれ?みたいな状態です。
こんな記事を書いておいて何ですが、台湾のバイクレンタルは自己責任でお願いします。
クーポン情報
アプリ登録後、紹介コードを記入すると計360円分のクーポンが即時プレゼントされます。
これは180円×2回の効果があり、それぞれ15分無料、計30分無料で乗れるというもの!
私へも同額寄与されるので、あなたも私も嬉しい制度です。ぜひご利用ください^^
メイン画面で左下の男の人をクリックします。そして「優恵券」をクリックします。
「7DZMT」を入力して「新増」を押すとクーポンが反映されます。
*上記の方法は2020.1月のもの。運営側でのキャンペーン終了時はご了承ください。
まとめ。
Gogoroの次世代エコシェアリングバイクは、台湾の環境や文化をガラリと変えてしまうかもしれない秘めたサービスです。
台湾の交通事情が日本みたいになればもっと利用しやすいのですが、現状、日本人が利用には細心の注意が必要です。
Gogoroってどんなバイクか試したい人には、気軽に乗れるので試してみるのもいいかもしれません。
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