台湾が新型コロナウイルスで神対応?【対策や罰金額も紹介】

台湾は世界で最もコロナウイルスの対応や対策ができている国とされています。

外国人の入国を一切禁止していますが、反面、感染者は増えつづけています。

9割は海外から帰ってきている台湾人なのでしかたないのかもしれません。

ここでは、なぜ台湾が最もコロナウイルスに対応対策ができているのか台湾在住者が紹介します。

台湾が感染拡大に成功した最大の理由

世界で一番早く元栓を閉めた


新型コロナウイルスの発生源をいち早く止めないと、感染は拡大していきます。

台湾は新型コロナウイルスの発生源である湖南省武漢からの入国を世界で一番早く禁止にしました。

  台湾 日本 日数差
湖北省(武漢市)からの入国禁止 2020年1月23日~ 2020年2月1日0時~ +8日
中国全土からの入国禁止   2020年2月7日0時~ 2020年3月9日0時~ +33日
日本が対応に遅れた3つの理由
  • 中国のお正月の配慮。
  • 新型コロナウイルスを一種の風邪と認識
  • 2020年4月上旬に中国の習近平国家主席が日本に訪れる配慮。(3/5に来日延期発表)
  • 中国では2020年1月24日~2月2日までお正月で、海外旅行の人気先1位は日本でした。

    例えるなら、台湾すぐにウイルスの蛇口を閉じたのに対し、日本は蛇口を30日間以上開けっ放しにしてたということです。

    第二波もすぐに止める

      台湾 日本 日数差
    韓国 2020年2月25日0時~ 2020年3月9日0時~ +14日
    イタリア 2020年2月28日0時~ 2020年3月11日0時~ +13日

    コロナウイルスは世界各国で感染爆発を起こしています。中国の次に感染爆発が起きたのが韓国とイタリアです。

    ここでもコロナウイルス感染者が急激に増える前に、台湾は韓国とイタリアに対して入国制限をしました。

    日本では入国制限がなかったため、感染者が気づかぬ間に、日本中でウイルスを感染させていたとされています。

    日本と明らかに違う6つの神対応

    実行が早い

    台湾は法改正が通るのが早く、すぐに施行され早め早めの行動をとる。

    日本は法案が通るの遅く、遅め遅めの慎重すぎる行動をとる。

    罰金が厳しい

    台湾人1人の月収は約10万円に対し、罰金が36万円からと違反者は容赦なく罰せられる。

    賛否両論あるかもしれませんが、それくらいしないと国民はルールを守らないことを政府は知っている。

    日本は要請だけで、そこに罰則がないに等しく守らない人が多い。

    <罰金一覧は下記記載>

    マスク・アルコール消毒液が全国民にいきわたる

    旧正月(1/23~1/29)の影響でマスク工場が停止していた影響で、台湾国内のマスク在庫が急激に減った。

    しかし台湾国内で販売されているマスクを、台湾政府がすべて買い上げたことにより、徐々に国民全員に行きわたるようになる。

    2020年4月3日には、一週間に約5枚のマスクが全国民に行きわたる施策が実行された。

    まだマスクを毎日付け替えれないのにも関わらず、日本を含む他国に約2000万枚のマスクを援助している。

    <マスクの詳細は下記へ>

    政府がITを駆使

    マスクの在庫状況を一目で分かるように、政府主導でアプリを作り、各店舗の在庫状況を確認できるようにした。

    マイナンバーを使い、マスク購入の際、何枚購入したか店側が確認できるようにした。

    この指揮をとったのが、ご存知IQ180のIT大臣、唐鳳(オードリ・タン)氏である。

    ギャグを交えた拡散戦略

    罰則や新ルールは文面だけになりがちで国民に周知されません。

    そこで台湾人がよく使うLINEを活用し、罰金や新しい法律といった硬い文章が拡散されやすいように、自虐ネタやギャグを交え国民全員の周知を行った。

    これを考えたのも、IT大臣の唐鳳(オードリ・タン)である。

    政治家にエキスパートの医療関係者

    役職 名前 経歴
    現副総統 陳建仁 流行病の博士(SARS時の厚生省署長)
    次期副総統 賴清德 国立大学病院医師
    現行政院副院長 陳其邁 元産婦人科の医師
    現台北市長 柯文哲 元台大病院救急外来主任医師
    現衛生福利部長 陳時中 元歯科医

    これらの人が指揮を行ってるいるため、世界でもいち早くマスクの購入規制、輸出の禁止、実名制での販売が行われた。

    日本は経済活動を一番にした対応をしていた。

    過去の教訓を生かした対応

    台湾は2002年に発生したSARSで、死者73人・感染者346人と世界に3番目に大い被害に遭いました。

    その経験から海外からのウイルスにはシビアになっていました。

    日本はSARSの被害に遭っていないので、鈍感になっていました。

    罰金一覧(一部)

    在宅待機中に外出する 36万円~360万円
    在宅待機中外出たことを隠蔽 36万円
    デマを流す 1000万円
    ウソの申告で台湾入国 72万円~1000万円
    マスクの転売 最高1800万円および5年以内の懲役
    公共交通機関でのマスク違反 1万円~54000円
    エイプリルフールにデマを流す 1000万円

    自宅待機は一歩も外を出たらいけません。スマホのGPSや電話確認で居場所をチェックされます。

    約二週間で300人近くが外出したことがバレ、合計1億円の罰金を科せられました。

    補助金一覧

    海外からの入国者(外国籍問わず)で、14日間の在宅待機に指定された人に補助金が支払われます。

    1日1000元(3600円)の補助金
    14日後完了後に14000元(50400円)が支払われる
    但し、違反者は補助金なし

    参考:台湾人の平均月収は30000元(10万円)

    その他の対策

    不必要な出国禁止

    出国して台湾帰国後感染しても補助金なし  3/17より

    台湾経由の飛行機乗り継ぎを禁止

    全ての外国人の入国を禁止にしたほか、台湾の乗継便も禁止にしました。

    体温検査やアルコール消毒の徹底

    全ての大学・図書館・公共施設・レストラン・カフェでの入り口でサーモグラフィによる体温検査が行い対策をとりました。

    レストランや野外イベントの人数制限1/30~

    室内100人以上 室外500人のイベントや集まりを禁止にしました。

    公共交通機関

    マスクなしは乗車禁止になりました 4/2~

    濃厚接触者全員PCR検査

    国内で感染者が見つかった場合、感染者と接していた人を全員検査していた。

    自宅待機者用;空港からの専用タクシー導入

    自宅待機者がバスや電車に乗ると罰金が科せられます。移動手段がなくなるため、自宅待機者用の専用タクシー(最大11300円)が設けられました。

    マスク

    台湾政府が国内すべてのマスク買い上げ 1/31
    マスク購入制限 1回につき一人3枚まで   2/1
    マスク購入制限 一週間一人 大人用2枚 子供用2枚 2/6
    マスク在庫アプリ導入 2/6 (https://mask.pdis.nat.gov.tw/)
    マスク購入制限(緩和) 1週間一人 大人用2枚 子供用4枚 2/27より
    マスク購入制限(緩和) 1週間一人 大人用3枚 子供用5枚 3/5より
    マスク購入制限(緩和) 2週間一人 大人用9枚 子供用10枚 4/6より

    海外マスク援助開始 1000万枚(西側EU各国、米国)  4/2  
    海外マスク援助 600万枚(東側EU各国、中米、東南アジアなど友好国) 4/9  
    海外マスク援助 200万枚(日本) 4/16  
    海外マスク援助 100万枚(インド) 5/9  

    国民健康保険のナンバーを使い、一人一人のマスク購入記録を取り、指定薬局で把握できるようにした。

    あとがき

    台湾は新型コロナウイルスに対する意識が神経質なほど初期から対策をしています。

    やはり大きな原因は2002年に起きたSARSの教訓が大きかったからかもしれません。

    世界中からコロナウイルスが早く消え去り、普段と変わらない生活を取り戻したいですね。

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