台湾のマンションに引っ越してからずっとお風呂場のタイルとタイルの間の溝の部分が気になっていました。
台湾の家は築60年のマンションも当たり前でリフォームされていない場合もあります。
私が引っ越した家のお風呂場は、リフォームされて何十年も経ちます・・・。
そして私の前に住んでいた台湾人は、部屋を掃除しないのかお風呂場のタイルとタイルの間が黒ずみでいっぱいでした。
普段そこまで綺麗好きではない私でも気になってしまい、何十年も蓄積されたガンコな黒ずみを落とすべく戦いに挑みました。
ガンコな黒ずみはカビキラー効果なし!?
お風呂場のタイルとタイルの間の黒ずみの汚れを落とす際、カビキラーを使おうと思っていました。
ただ、台湾に住むキレイ好きの知人から「何十年も蓄積されるお風呂場の黒ずみはカビキラーでは気持ち程度しか白くならなかった」と聞いていました。
その話を聞いてカビキラー以上に効果の高い商品を選びました。なぜなら台湾でカビキラーを手にいれるには、日本の価格の2倍以上するからです。
実験1回目
- 漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム) 45元(160円)
- マスク
- 歯ブラシ
漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムは、黒ずみを浮かび上がらしてくれます。今回はハイターの台湾版?と思わせる商品を買いました。
タイルが乾いてる状態で漂白剤を撒くとタイルを劣化させる恐れがあるので、先に水でタイルを濡らしてから漂白剤をタイルとタイルの間の黒ずみ部分に撒きました。
漂白剤をまくと学校のプールの塩素の匂いが風呂中に漂います。
吸い続けると体に悪いので換気とマスク(市販品)は必須です。
15分後、歯ブラシでゴシゴシしながら水で流し落としました。
ただこの方法、タイルとタイルの間の黒ずみ部分が元と同じで意味がありませんでした。
実験2回目
キレイ好きでもない私ですが、このカビが気になって寝れなくなったので白くするために別の方法を試しました。
- 漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)
- 太白粉(小麦粉) 32元(115円)
- ゴム手袋 10元(36円)
- 容器(インスタントラーメンの容器)
- マスク
小麦粉を買ったのは、小麦粉と漂白剤をかき混ぜるとタイルとタイルの間の溝に漂白剤がへばり付くからです。
お風呂場は排水溝に向かって傾いているため、漂白剤単体だけだと液体が排水溝に流れていってしまいます。
小麦粉と漂白剤を練り合わせペースト状にすると、タイルにピタッとヘバリつき黒ずみを除去してくれます。
先にタイルに水をかけると漂白剤の効果が下がるみたいなので今回は乾いてる状態からしました。
やり方
1. 容器に漂白剤と小麦粉を入れる 1:1
ゴム手袋とマスク必須です。容器はプラスチックのカップ面を用意しました。
1:1と言われてもどのくらいかよくわからないのでおおざっぱに入れました。
ビビりな私のため漂白剤100gくらいにして様子を見ました。
2. 練り合わせる
漂白剤と小麦粉を入れると小麦粉が玉になってるのがわかります。
そして内部は科学反応起きてるのか熱くなってるのでゴム手袋必須です。
片栗粉の量が多いと固形になり、空気に触れると液化します。
水の量が多いとサラサラになります。
ベストは、固形にならない程度の滑り気がおすすめです。
3. 塗る
練り合わせた滑り気をタイルとタイルの間に塗っていきます。
小麦粉を混ぜているので、漂白剤単体に比べて色が目立つのでわかりやすいです。
4. 水で流す
5分後、水で洗い落としました。
ヌメヌメ状態なので水で洗い落としました。排水溝にネットを引いたお陰か、水道管が詰まる心配はありませんでした。
ビフォー・アフター1回目
カメラの写真で全体的な明るさが違いますが、壁のタイルとタイルの間の部分とパッキン部分は明らかに白くなりました。
床の部分はというと、以前にも増して黒くなった?が気がしました。
ビフォー・アフター2回目
1回目に比べてかなり黒ずみがとれてるのがわかりますよね。
ただ床の部分はやはり同じ…。何かおかしいと感じたときでした。
ビフォー・アフター3回目
1日置きに3回同じ動作を繰り返していると、タイルとタイルの間の黒ずみはほぼ真っ白になりました。
ただ、床の部分は黒いままです。床の部分が白くならない理由は材質によってかわるのがわかりました。
私の家で使われているのはコンクリートのようなものなので完全に一体化しています。ヤスリで擦るかタイル溝用ペンで白くするしかないとわかりました。
まとめ
漂白剤が効果があるのは目に見えてわかる通り!
カビキラーで落ちない頑固な汚れは、漂白剤と片栗粉をお使いください♪
何度も言いますが換気とゴム手袋とマスクは必須です!
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