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台湾で見かける車のタイヤに立てかける板!一体なんのため?

台湾の街を歩いていると、路上に置かれた車に板が立てられていることがあります。

その板、なんのために立てかけれているのか気になったので、思い切って所有者に聞いてみました。

車に立てかけられている板の理由!


車のタイヤに立てかけれている板、あれは犬のおしっこ除けのためです。

犬・人間に限らず動物のオシッコには水分と塩分が含まれています。

その塩分がホイールにかかるとホイールの素材である金属がどんどん腐食していきます。

特に台湾では車を長期間路上駐車することも珍しくありません。

ホイールの腐食が進むとタイヤの空気が抜けてタイヤとホイールの両方の交換、レッカー代などで修理代が大変です。

停車中ならまだしも、走行中にタイヤがダメになったら事故の誘発にもなり危険です。

なぜ犬はタイヤにオシッコする?

オスの犬ってよく木や電信柱にオシッコしますよね。

あれって自分の縄張りをマーキングするためなんです。

犬にとって壁になるようなところがあったらそこはマーキングのスポット。

自分の存在を誰かに示すことができます。

一度つけられたオシッコのマーキングは他の犬もオシッコして上書きします。

それが連鎖的になりホイールとタイヤの腐食へと繋がっていきます。

台湾は放し飼いの野良犬が多い

台湾は野良犬が多いです。台湾に住んでる方ならみんなそう思うことでしょう。

台湾は犬ブームということもあり、犬を捨てる人も多くいます。

台湾の動物保護組織によると、台湾には毎年14万匹を超える野良犬がいるとのこと。

日本では野良犬を見たら通報され施設に連れられていきますが、台湾では放置されたり首輪をつけてあげて

施設に連れていかれるのを防ぐ人もいます。

そういった野良犬が放し飼いになり街の車にオシッコしていってるのが一つの原因ともなっています。

飼い主のマナーも問題に

オシッコに塩分があり、それがホイールを腐食させていくっていうことは、普通の人は知りません。

なので、普段犬を散歩している飼い主も、愛犬がタイヤにオシッコしようとしてもそのままの状態でいます。

犬のオシッコからタイヤを守るグッズも売られていますが、

板を立てかけるほうが効果的という考え方を持ってる人もいます。

まとめ

犬(メス)を大昔に飼ったことのある私。でも、今回車の持ち主さんに話を聞くまで私もタイヤが腐食させてるとは知りませんでした。

台湾に限らず、日本でも同じように困ってる人が多いことがわかりました。

今度犬を散歩させるときは、注意して散歩させようと思いました。

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