毎日外食だと飯に飽きてきますよね。
台湾料理は油っぽい食べ物のが多いし、いつも食べる物が似通ってくる…。
日本食を食べたい衝動にかられても、値段が高くてなかなか手が出せません。
とくに刺身になると値段が跳ね上がってしまいます。
そんなときに友人から一通のメッセ-ジが届きました。
「台中に、この刺身定食がたった170元(600円)で食べれるレストランがあるんだって、いかない?」
日本食に飢えていた私はまっさきに「行く行く!」と返信しました。
外観・店内の様子
お店の外観
お店の名前は、「遇見MASA」。創業して7年が経つみたいです。
台中のお店は、1年も経たずに閉店するケースがとても多いので、7年も続いてるレストランってかなりすごいんじゃないのかと思います。
私たちがお店に到着したのは午後4時30分。お店が開店するのは午後5時ですが、開店30分前には3組のお客さんがいました。
しかもこの日は平日。人気があるんだなって感じました。
お店は、一軒家の外壁が白塗りされ、日本風にリノベーションされています。
木が使われた引き戸と提灯、植物で日本らしさが伝わってきました。
午後5時になり、お店が開く頃には私たちを合わせて6組のお客さんがいました。
友達、カップル、家族連れ、客層はバラバラです。
店内の様子
店内に入った第一印象は、こじんまりした居酒屋!
レストランって聞いていましたが居酒屋の雰囲気でした^^;
日本の居酒屋をイメージした作りなので、厳密には居酒屋ではありません。
家族経営されているため、サービスはそこまでよくありません。
お店に入っても日本のように座席を案内されませんでした。
空いてる席に座る感じでした。
一階には座席が約20席。
二階も座席が20席ほどありました。
二階は座敷もありました。
一階から二階に上がる途中に、たくさんのお客さんから寄せられた手紙の数々が貼ってありました。
地域密着で頑張って来られてるんだろうなって思いました。
注文の仕方
注文は、白紙の紙を渡されるので、そこにメニュー名と数量を自分で書きます。
台中に1年以上住んでいますが、どこのお店もメニュー表に注文したいメニューをチェックするだけ。
そのため白紙の紙を渡されたときはメニュー表もなかったのでどうしたらいいのか困惑しました(笑)
メニューは、カウンター上部に書かれたもののみです。
メインセットメニュー
- 鹽烤挪威鯖魚(ノルウェー産鯖の塩焼き)….170元
- 鮪魚生魚片蓋飯(マグロの刺身丼)….230元
- 美國牛肉蓋飯(アメリカ牛丼)….120元
- 魚生魚片蓋飯(カジキの刺身丼)….170元
- 馬鈴薯燉肉(肉じゃが)….180元
- 鹽焼鮭魚頭(鮭の頭の塩焼き)….290元
サイドメニュー
- 日式炸豆腐(日式揚げ豆腐)….30元
- 炸蝦(揚げエビ)….35元
- 炸香蕉(揚げバナナ)….40元
- 生魚片手捲(刺身の手巻き寿司)….35元
- 三角豆皮壽司(いなりずし)….70元
- 旗魚肚炙壽司(カジキの炙り寿司)….90元
*創作料理のため、時期によりメニュー変更有。
料理写真がどこにもないので、漢字からどんな料理か推測する必要があります。
このときほど日本人でよかったと感じました。アメリカ人なら漢字を読めないですからね^^;
中国語ができない人には結構ハードルが高いので、あらかじめgoogleマップの口コミ内にアップロードされた写真を板前の店主に見せるのがいいでしょう。
板前の人だから気性が激しい頑固な人かなって思ったのですが、心柔らかい人で、写真見せるだけで注文が完了しました。
私たちが注文したのは、「カジキの刺身丼」と「揚げバナナ」です。
揚げバナナって初めて聞くので気になってしまい注文しました。
料理の紹介
注文して20~30分たった頃に若い看板娘が料理を運んできてくれました。
家族経営のため、10歳くらいの店主の娘さんも手伝っています。
テーブルに置かれた料理を見て、このボリュームで170元はお得!って思いました。
創作料理なので盛り付けががとても独特です。
刺身丼、茶碗蒸し、サラダ、大根の煮物、味噌汁、ミカンがプレートに載っていました。
酢ご飯なので刺身によく合います。
刺身は薄いですが、量があるのでフグのように何切れか一緒に食べると満足感が増すと思います(笑)
揚げバナナは、見た目なにかよくわからないですが、パリッと衣を噛むと中はバナナの食感です。
全然油っぽくなく、味はバナナなので、2、3人で分けて食べるなら意外とイケます。
ケチャップもありますが、私はケチャップがなくてもとても美味しく感じました。
友達とワイワイ1時間半くらい話しお店を出ました。
帰るころには満席になっていました。
満席になると、注文してから料理がでてくるのに1時間半くらいかかると、口コミで多く目にしました。
待つのが苦手なら開店一番、遅くても開店30分後までに入店するのがおすすめです。
遇見MASAまでの行き方
お店の場所は、台中の東海大学の近くです。台湾大道の「東海別墅」バス停から歩いて5分です。
バス停からお店までは、東海別墅夜市があります。
美味しそうな屋台がたくさんあるので、お店に着くまでにお腹いっぱいにならないように注意してください(笑)
車やバイク、バスが徐行しながら多く走ってるので、注意して歩きましょう。
このレストランは、東海別墅夜市から少し奥まったところにあります。
また行きたいと思わせてくれるお店
台湾で刺身を食べようとすると、回転ずしだったり、握り寿司、三越などの海鮮売り場になります。
量が少ししかないのに値段が高いのでなかなか手を出せません。
今回訪れた台中のレストラン「遇見MASA」は、刺身がドッサリと載ってるのにも関わらず、600円ほどで食べれます。
値段以上の価値があります。
家族経営なのでサービスには期待しないほうがいいですが、この値段で刺身定食を食べれるなら何度でも食べに行きたいと感じました。
巻きずしや魚の炙り焼き寿司といった気になるメニューもありますしね。
気になったら、あなたもぜひ足を運んでみてください^^
店舗情報
店名:遇見MASA日式定食
住所:434台中市龍井區新興路15巷3號
営業時間:17:00-21:00
定休日:不定休
電話番号:0955 018 232
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