「三媽臭臭鍋」店名を見ただけで日本人旅行者は敬遠してしまいますよね。
臭い臭いを2回も強調した鍋料理。その反面、台湾国内には300店舗以上ある人気店。
一体どれくらい臭いのか潜入しおすすめか体験レポしてきました。
赤と黄色の看板
「三媽臭臭鍋」は台湾国内に300店舗以上あるため、町中を歩いていたら目に入ってきます。
特徴として、厨房とレジはお店の外にあります。
レジに行くと注文用紙があります。
お店の人に、「店の中で食べるか、持ち帰りするか」聞かれます。
三媽臭臭鍋のお店の中、きっと臭いんだろうなって思って息を5秒くらい止めて入ったのですが全然臭くありませんでした。
夜ご飯どきもあり、家族連れや高校生の学校帰り、仕事帰りの台湾人20人くらいがワイワイご飯を食べていました。
店内はポップミュージックやニュース番組が流れて、ザ・ローカル感が漂っていました。
三媽臭臭鍋の店内は席が空いていたらどこに座っても問題ありません。
一人用鍋なので、各席に個人用コンロがありかわいいです。
注文用紙に席番号と注文のメニューにチェックを入れます。
三媽臭臭鍋はどこのお店もこの5つの鍋料理です。
どの鍋もだいたい540円と日本に比べるとかなり安いです!
私は注文したのは「大腸臭臭鍋(大腸と臭豆腐鍋)」。
店内は全然臭い匂いがしなかったので思い切って大腸臭臭鍋を注文しました!笑
下の欄は追加で入れる具材です。
メインの鍋だけでもお腹いっぱいになります。
注文用紙が書けたらレジにもっていきます。
お金はお店により先払い、後払いか違います。
お金だけを持って払うふりをしたら後払いか先払いか教えてくれます。
注文用紙を書き終えたら、ドリンクやタレ、ご飯、お箸などを自分で準備します。
コーラー
スプライト
アップルレモンティー
ダイエットコカ・コーラー
ソフトドリンクは飲み放題です。むしろお水やお茶がないので必要なら自分でもって来る必要があります。台湾らしいかもしれません^^:
ご飯は店舗によりお代わり自由です。
お米は日本とは違うので、そこまで期待しないほうがいいです^^;
タレは醤油、麻辣、沙茶醬(台湾のタレ)、酢、辣豆瓣醬(豆板醤)などがあります。
小皿にそれぞれ自分の好みの量をいれたり混ぜたりします。
私は醤油とネギをいれました。
ご飯やドリンク、タレの準備が終わるころに、ドッサリ具が入った鍋がやってきました。
日本だとみんなで鍋をつつくので、個人用鍋は新鮮味があります。
机の下にあるスイッチを、コンロに火をつける要領で回すと火が付きます。
鍋が来た時はまったく臭豆腐の匂いはなかったのに、グツグツいい出すと、ほのかに夜市を歩いてるときに漂う臭豆腐の匂いがしました(笑)
鍋の中には、野菜、糸こんにゃく、肉、えのき、肉しいたけ、キャベツ、ネギ、臭豆腐二個、肉団子、豚の血、かに玉、大腸、ウズラの卵、ウインナー
が入っていました。具材たっぷりですね。
煮た臭豆腐を初めて食べたんですが、味の濃い豆腐って感じです。
まずくはないけど、味の濃い豆腐は食べ慣れていないので食べ慣れるのに時間がかかりそうです^^;
ご飯にタレを付けながら食べていると、すぐにご飯がなくなります。
でも、三媽臭臭鍋はおかわり自由なので、ご飯を食べまくります。
食後は、アイスクリームの冷凍庫からアイスを小皿にすくいます。
味は、チョコレート、イチゴ、バニラ、ストロベリー、ミントとありました。
実はアイスクリームも食べ放題になっています^^
食べすぎてお腹壊さないように気をつけましょう(笑)
あっという間に「ごちそうさま」
台湾人は夏でも冬でも鍋を食べる
台湾人は鍋を一年を通して食べるほどポピュラーです。
冬は寒いから体を温めるために食べ、夏は店内のガンガンに効いたクーラーの中で鍋を食べます(笑)
「三媽臭臭鍋」の歴史と名前の由来
三媽臭臭鍋は、1998年に彰化員林にオープンしました。現在台湾全土に300店舗以上あります。
三媽臭臭鍋の店名の意味は、「義理の母の呼び名」×「臭豆腐」×「鍋」を掛け合わせたものです。
創業者は張さん。貧しく育った張さんは水道会社で見習いとして働き、その後、お姉さんと日本へ行きホテルを開店。
帰国後、エステサロンと豚足飯店をオープンするが事業に失敗し4000万円近くの借金を負いました。
人生最大の沈んでる時期に奥さんの励ましから立ち直り、義理のお母さんからスモールビジネスしなさいと勧められ、
夜市で見かけた蒸した臭豆腐にインスピレーションを受け鍋屋さんを始めました。
三媽は、義理のお母さんの呼び名 臭臭鍋は臭豆腐という意味です。
あとがき
台湾のローカル鍋料理店の『三媽臭臭鍋』。店名だけを見ると本当に勇気のいるお店です(笑)
けど、ご飯が食べ放題だったりアイスクリームも食べ放題と至れつくせりです。
台湾旅行のときに三媽臭臭鍋を見つけたらぜひよってみてくださいね。
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