台湾の中国語の語学学校では実用視聴華語という教科書がよく使われています。
実用視聴華語は1~5シリーズありますが、英語解説のみで日本語訳がありません。
英語ができない人にとって、学習ハードルが高く使いづらいようです。
日本語訳ってないのかなって~探したところ、良いサイトを見つけたので紹介です。
探しまわって見つけたもの
視聴華語の日本語訳を見るなら現状2つのみです。
日本での書店で日本語訳のおまけを買う
日本の代理店で視聴華語を購入すると日本語訳をおまけとしてもらえます。
視聴華語の日本語版は販売されていないので、出版社側が別紙に翻訳した内容です。
1冊につき4600~5000円と現地で購入するより1.6倍高いですが、送料を考えると妥当だと思います。
翻訳サイトを見る。
視聴華語を翻訳しているサイトはいくつかありますが、ほとんどが途中で更新が止まっています。
おすすめは2サイトです。
https://macha-tai.com/shitinghuayu/
最新版の視聴華語1~3までの日本語訳が書かれています。
視聴華語1~2までは会話文、単語、例文のほかに文法の日本語解説も日本語訳されています。
これから中国語を始めるには持ってこいの日本語訳サイトでしょう。
※上記のサイトは今サイト不具合で見れませんが、下記のサイト(ちょっと台湾で中国語勉強したくなった)も非常に参考になるのでサイト復旧まで下記サイトをお使いください。
http://stu-c.blog.jp/
このサイトは、旧版の視聴華語1~5を日本語訳しており、全文にピンインと注音が記載されているので、辞書でピンインと注音を探す手間を省けます。
学校の先生の文法説明が理解できなかったり、教科書に書かれている意味がわからないときに役立ちます。
視聴華語は2017年にリニューアルされました。
最新版は旧版に比べて会話文が一部変更されたり例文が20%ほど追加されていますが内容はほぼ同じです。
最新版の視聴華語に付属されているDVDの会話動画は旧版と同じなので、教科書の内容と少し違う部分があります。
学校の授業は最新版で行われているので、これから視聴華語を買うなら、最新版じゃないと困るでしょう。
日本語訳サイトの良い点
・授業で理解できなかった部分がわかる
語学学校の授業は中国語を使って進められるため、
単語説明や文法説明になると、どうしてもわからない部分がでてきます。
その点、これらの日本語訳サイトだと文法説明も載ってるので助けになります。
日本語訳サイトの注意点
視聴華語の日本語訳は中国語学習に便利ですが、使い方を間違えると取り返しがつかない勉強法でもあります。
それは、教科の中に日本語があると「中国語→日本語→中国語」と脳は考えようとしますが、中国語学習に最も大切なのは「中国語→中国語」です。
日本語訳に頼りすぎると、中国語を見たらすべて日本語に変換するようになり、書いたり話したりするのにワンテンポ遅くなるため、中国語の上達も遅くなります。
一度ついた思考回路を直すのは、相当な意志がないと一人では変えれないため、あくまでわからない部分の補助として使うのがいいでしょう。
参考:【TOCFL受験者必見】読み方や合格率、HSKとの比較を大公開!
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