台湾の一般家庭では台湾人はトイレットペーパーをほとんど使わないことを知っていますか?
台湾のホテルや駅、外資系のカフェ、学校といったトイレにはトイレットペーパーが備え付けられていますが、ローカルのカフェやレストラン、一般家庭ではトイレットペーパーを見かけることはほとんどありません。
ここではそんな台湾の不思議な雑学をご紹介します!
トイレットペーパーの代用となるもの
画像引用:https://www.dcard.tw/f/fju/p/224897859
台湾人はトイレットペーパーを使わない??それじゃ手で…アソコを拭くの??と思われるかもしれません。
実はトイレットペーパーにはロール型とティッシュ紙型の2種類があります。
日本ではトイレットペーパーと言えばロール型ですが、台湾ではティッシュ紙型のトイレットペーパーを使うことが一般的です。
ティッシュペーパーといっても日本人がよく使う外側が厚紙で覆われたものではなく、ビニールで包まれた一袋に100枚~200枚の紙が入ってるものです。
なので台湾人にトイレットペーパーの中国語ってなに?って聞いてもロール型の中国語をすぐに答えられない人が時々います(笑)
なぜトイレットペーパーが普及していない?
画像引用:https://akarukugennki11.blogspot.com/2016/02/blog-post_21.html
台湾の一般家庭ではなぜロール型のトイレットペーパーが普及しないのでしょうか?
理由は台湾の家の構造や天候が原因しています。
台湾の一般住宅はトイレとシャワールームが一緒になっているタイプがほとんどです。
そのためお湯を使うと浴室が湿気だらけになりロール型のトイレットペーパーだとフニャフニャにちゃってしまいます。
さらに台湾は雨が多く降るので家の中も湿気だらけなのでなおさらトイレットペーパーがフニャケます。
ティッシュタイプ(ちり紙)を使うことで、周りはビニールで覆われているため湿気にも強く、しっかりした紙を使うことができます。
しかし世界貿易の発達から欧米の文化が入り、和式のトイレから洋式のトイレが普及しだすに連れてロール型のトイレットペーパーが急速に広がりました。
台湾人10人にアンケートしたトイレットペーパー調査の結果
台湾人10人に家のトイレットペーパーは、➀ ➁ どっち使ってるかアンケートしました。
結果、10人中10人の台湾人の家が➁のティッシュ型のトイレットペーパーを使ってるという結果に!
理由は先ほどあげた理由ですが、28歳の王さんの意見が面白かったので紹介します。
「ロール型のトイレットペーパーは節約になるけど、床が濡れてる時にトイレットペーパーを落したら使えなくなる。だからほとんどの人はチリ紙型のトイレットペーパーを使ってます」
台湾人ならではの悩みがわかった意見でした。
台湾型ティッシュペーパーはどこで買える?
画像引用:https://moptt.tw/p/Lifeismoney.M.1590757973.A.26F
台湾でよく使われている平らのティッシュペーパーは、スーパーやコンビニで束になって売っています。
200枚48個1セットで650元(約2500円)
ティッシュペーパーも大きいサイズ、小さいサイズとあります。
有名なメーカーは、
- 朵舒
- 舒潔
- 春風
- 得意
- 優活
などです。
コンビニなどオープニングセールで、ティッシュペーパーが目玉商品として安売りしてることがよくあります。
あとがき
台湾おもしろ不思議な雑学いかがでしたか?国が違うと環境も違うので使うものも違ってきます。
台湾のティッシュペーパーはトイレで使うものをカフェやレストランの席の上に普通に置いてあるので戸惑う時があります(笑)
日本でいう、トイレットペーパーが席の上に置いてある感じですね。
普段あまり意識しないことですが、今回のような雑学を知るとさらに台湾がおもしろく感じることでしょう。
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