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私は台湾留学に電子辞書を持って行くかかなり悩みました。
日本に売ってる電子辞書は簡体字メインに作らているため、繁体字をメインに覚えたい私は現地調達を考えて店舗回りをしたこともありました。
実際に台湾留学をしてみて気づいたことや、電子辞書を探してるときに気づいたことを紹介していきます。
無敵(BESTA)の電子辞書って?
台湾へ留学をする人が電子辞書について少し調べると無敵(BESTA)の電子辞書が台湾華語(繁体字)を中心に作られてるため中国語の勉強に良いということがわかってくるでしょう。
この無敵の電子辞書は台湾メーカーが作っていて、使用者は台湾人のため、日本人が使う場合は辞書内の中↔日辞書をメインに使うことになります。
しかし日本で無敵の電子辞書を手に入れることはほぼ不可能なので、現地調達をしないといけません。
無敵(BESTA)の電子辞書値段は?
新品だとwifi付きが6000元-9000元(22200円-33000円)で、wifiがないものが5000元-6000元(18500円-22200円)で購入することができます。
日本人がよく使ってる無敵(BESTA)電子辞書シリーズは、
- 無敵(BESTA)CD-885
- 無敵(BESTA)CD-863
- 無敵(BESTA)CD-951
しかし、これらは古い機種なので実際に店員さんに聞いてみるといいでしょう。
どこで買えるの?
ネットの情報だと台湾の各都市にあるSOGOで買えると情報がありましたが、実際行っても売っていませんでした。
そこでNOVAという電気屋が密集するデパートで探すと一店舗だけ取り扱っているお店がありました。
他にも全國電子、燦坤3Cという家電店でも売ってるという情報がありました。
電子辞書は中国語で「電子字典(Diànzǐ zìdiǎn)」といいます。
注意することは?
無敵の電子辞書は台湾人用に作られているので日本人に合うとは限りません。必ず実機に触れて、自分に合うか下記を参考に確認しましょう。
・立ち上がり速度はしっくりくるか
・タッチペンで手書き入力できるか
・ピンイン/注音 ともに表示できるか
・知りたい単語がでてくるか
・操作がしっくりくるか
私は店舗に2度行き実機を使わせてもらったのですが、しっくりこない部分があったので購入しませんでした。
私が気になったのは、
・動作がモッサリ
・起動が遅い
・調べたい単語がでなかった。
・思ったより重量がありゴツイ。
この4つの理由がどうしても気になって購入に至りませんでした。
留学中に持ってきてる人いるの?
私は語学留学の大学付属の華語センターに通っていたので、日本人や韓国人、ベトナム人、タイ人、アメリカ人、ヨーロッパ人といった世界中から中国語を学んでる人たちと接してきました。
クラス替えなどでこれまで50人くらいの人と出会いましたが、日本人の1人だけを除き、みんなスマホやタブレットの辞書を使ってわからない単語を調べていました。
私も留学中ずっとスマホでわからない単語を調べていましたが、電子辞書がほしい!と思った事は、台湾に着いた当初を除きありませんでした。
その日本人は簡体字である程度中国語力がある30代の女性です。新しい電子機器(スマホやタブレット)になかなか馴染めず、昔から使い慣れてる日本製の電子辞書(XD-GW7350)がしっくりくるとのことでした。
例文などは簡体字なものの、タッチパッドは繁体字を読み込んでくれるから苦労はしなかったということでした。
但し、比較的新しい言葉は電子辞書に載っていないことが多々あるとも言っていました。
電子辞書とスマホのメリットとデメリット
私は電子辞書を持つことは否定しません。
あったらあったらでとても便利だし自分に合うものなら中国語を勉強している限り何年でも使うと思うからです。
ここでは「スマホ・タブレット」と「電子辞書」のメリット・デメリットをまとめました。
スマホ・タブレット
メリット
・荷物にならない
・アプリやネット検索で膨大な情報を調べれる
・例文が多い
デメリット
・電波が圏外だと使いにくい
・SNSでメッセージが届いてたら気になる
・バッテリーの残量が気になる
電子辞書
メリット
・誘惑がないので集中できる
・電波を気にしなくていい
デメリット
・重い
・高価
・使わないコンテンツが多い
・載ってない単語が多い
・例文が少ない
・繁体字で書かれた機種が少ない
結論
初めはスマホやタブレットで使ってみて、必要であれば電子辞書を購入するのがいいと思います。
残念ながら日本で販売している電子辞書は簡体字がメインなので、繁体字はおまけで付けてる状態です。
クラスみんな電子辞書を持っていたら私も購入してたかもしれませんが、ほぼ使ってる人がいなかったので電子辞書を使う選択枠は途中から思いつかなくなっていました。
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